「駅まで徒歩〇分」はどう決まる?不動産の徒歩時間の計算方法と、実際に歩くと差が出る理由

物件情報を見ると、「駅まで徒歩5分」「徒歩10分」などの表示があります。

この時間は、実際に誰かが歩いて測った時間ではありません。不動産広告には、徒歩所要時間を算出するためのルールがあります。

徒歩1分=80m

不動産広告では、道路距離80mを徒歩1分として計算します。

たとえば、駅まで500mの場合は、

500m ÷ 80m = 6.25分

となるため、1分未満の端数を切り上げて「徒歩7分」と表示されます。

つまり、「徒歩10分」の物件は、道路距離で721~800mが目安になります。

「道路距離」は直線距離ではない

ここでいう距離は、物件と駅を直線で結んだ距離ではありません。

実際に歩く道路に沿った距離が基準です。横断歩道や歩道橋、地下道などを利用する必要があれば、そのルートで算出されます。

実際に歩くと時間が違う理由

表示されている徒歩分数と、実際に歩いた時間が違うことがあります。

主な理由は、信号や踏切の待ち時間が含まれていないことです。

また、坂道や階段があっても、その分の時間が加算されるわけではありません。人によって歩く速度も違うため、実際には表示より時間がかかる場合があります。

改札やホームまでの時間ではない

「駅まで徒歩〇分」は、改札やホームまでの時間ではありません。

駅は基本的に駅舎の出入口が基準となるため、大きな駅では出入口から改札・ホームまでさらに時間がかかることがあります。

マンションや団地でも、敷地入口から建物までの距離が長い場合があるので注意しましょう。

まとめ

「駅まで徒歩〇分」は、道路距離80m=1分というルールで算出されています。

便利な比較基準ではありますが、信号・踏切・坂道・駅構内などの時間は含まれません。

物件を選ぶときは、徒歩分数だけでなく、実際のルートを歩いて確認することが大切だと考えます。