鹿児島県の基準地価は下落続く 鹿児島市の商業地は上昇傾向

鹿児島県が発表した今年の基準地価で、県全体では地価の下落が続いている一方、鹿児島市では住宅地と商業地の上昇が続いていることが分かりました。

基準地価は7月1日時点の県内424地点を対象に調査されたものです。

住宅地の県全体の平均価格は1平方メートルあたり2万8200円で、平均変動率はマイナス1.0%となり、29年連続の下落となりました。ただ、下落幅は前年より0.1ポイント縮小しています。

鹿児島市の住宅地は0.3%の上昇で、4年連続のプラス。最高価格は鹿児島市上荒田町の26万8000円でした。

商業地の県全体の平均価格は8万3300円で、平均変動率はマイナス0.5%。35年連続で下落しましたが、下落幅は前年より0.2ポイント縮小しました。

一方、鹿児島市の商業地は1.9%上昇し、5年連続のプラスとなりました。天文館周辺でホテルの建設や再開発が進み、土地需要が高まっていることなどが影響しているとみられています。また、県内で最も上昇したのは鹿児島市山之口町で、6.3%でした。

県全体では人口減少などを背景に下落が続く地域がある一方、鹿児島市中心部などでは上昇しており、地域による違いがみられます。こうした動きから、今後も地価には地域差が出てくるのではないかと思います。